【待望のニューアルバム】Asian kung-fu Generation 「ホームタウン」。夜道を歩きながら聞きたい、そんなアルバム。

 皆さんこんばんは。アジカン好きな社会人一年生です。アジカンがとうとう3年半ぶりにニューアルバム「ホームタウン」をリリースしました。ということで、早速購入して聞いてみたので、何曲かピックアップして感想をお伝えしたいと思います。

 以下、収録曲です。

01. クロックワーク
02. ホームタウン
03. レインボーフラッグ
04. サーカス
05. 荒野を歩け
06. UCLA
07. モータープール
08. ダンシングガール 
09. さようならソルジャー
10. ボーイズ&ガールズ

 まず「02.ホームタウン」。イントロは喜多さんのレスポールが奏でるアジカン節、中毒性がありますわ。歌詞は最近のアジカンの傾向の気がしますが、柔らかな雰囲気の中に強いメッセージが込められている曲という感じ。サビの「俯いていては将来なんか見えない」とかね。満員電車の中で聞いて、励まされながら出社したくなりますね。あと、この曲はPVが独特でぜひご覧になってほしいものです。「君の街まで」のPVみたいな謎世界観です。

 次は「05.荒野を歩け」。あの娘がスケットボッド蹴って表通り飛ばす曲です。この語呂がたまんないですよね。あと、「両膝に詰め込んで、いぇいぇいぇ〜」の裏の喜多ギターの「いぇいぇいぇ〜」とかも気持ちいいですよね。というか、この曲は喜多さんが顔でギター弾く系の良曲ですね。ライブで聞きたいものです。映画のタイアップにもなっているので、アジカンあんまり詳しくない人でも結構ご存知で嬉しい限りです。

 最後は「06.UCLA」ありふれた生活、どこにでもいる普通の人々の日々の鬱憤とかを表現した曲なのかなと。サビまではそういったジメジメした感情を描写しているのだが、サビで一気に爆発する系の筆者が好きなパターンの曲です。センスレスの転調後に弾ける感覚に似ていますかね。コーラスの女性の曲も綺麗です。All right part2以来ですかね、女性とコラボするのは。

 以上です。全体的に一人で夜道を歩きながら、哀愁に浸りながら聞きたくなる、そんな曲が多かったなと感じます。もちろんこういった曲の雰囲気も好きですが、初期、中期のような疾走感や焦燥感を感じさせる曲もまた聞きたいものです。今後のアジカンに期待です。